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危険なの?海外クラウドソーシングおすすめ10選とメリット・デメリットを解説
2024年現在、円安傾向は続いており、収入源が日本円だけということが一種のリスクと認識され始めました。
そこでおすすめなのが、海外クラウドソーシングを使って日本国内にいながら外貨を稼ぐことです。そうすれば、物価の安い日本で海外の高い給料を得ることができます。
本記事では、稼げる海外クラウドソーシングサービスを計10個紹介します。
また、海外クラウドソーシングで副業を始めるメリット・デメリットや安全に使う方法についても解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。
はじめに:クラウドソーシングとは?
まずは「クラウドソーシング」という言葉の定義を確認しておきます。
クラウドソーシングとは、インターネットを通じて自社以外の人材と業務委託して仕事を発注するサービス・サイトのことです。
物理的な距離や国籍に関係なく、プロジェクト単位で全世界の個人事業主(フリーランス)と協業できことから近年は注目を集めています
日本でもクラウドソーシングサービスの利用者数は年々増加しており、有名サービスとしては「クラウドワークス 」や「ランサーズ」などのサイトが挙げられます。
クラウドソーシングは業務委託の形式で仕事を受けられるため、時間や場所の拘束がなく、自由な働き方を実現できるプラットフォームだと覚えておきましょう。
【2024年最新】初心者も使える!海外のクラウドソーシングサービスおすすめ10選
海外クラウドソーシングは近年「日本国内から外貨を稼げる」という観点から、注目を集めています。
しかし、数多くのプラットフォームが存在しており、どれを利用すればいいかわからないですよね。
でも、ご安心ください。
本記事では2024年現在に利用できる「初心者にもおすすめの海外クラウドソーシングサービス」を10個に厳選してご紹介します。それがこちらです。
サービス名 | Fiverr | Upwork | Freelancer.com | Clickworker | Toptal | People Per Hour | Witmart | 99designs | Guru | CrowdFlower |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
運営国 | イスラエル | アメリカ | オーストラリア | ドイツ | アメリカ | イギリス | 中国 | アメリカ | アメリカ | アメリカ |
稼ぐ難易度 | 普通 | 難しい | 難しい | 簡単 | 非常に難しい | 普通 | 簡単 | 難しい | 難しい | 簡単 |
メリット | 手軽に利用できる価格が明確利用者が多く、案件成約しやすい | 時給ベースの仕事がある仕事量が豊富にある | 利用者が多い上場企業のため安心して利用できる | 隙間時間で効率的に副収入を稼げる | ハイクラスのフリーランスに特化している報酬が高い | ヨーロッパ圏の仕事が多い | 世界的に利用されている簡単な単発仕事が多い | デザインに特化している | 日本人が少ない | 簡単な作業が多い |
デメリット | クライアントの質がピンキリ | ライバルが多いスキルや英語力がある程度ないと、仕事を取りにくい | トラブル事案が多いクライアントの質を見定める必要あり | 単発仕事が多く、薄利多売になりやすい | 高い技術力がないと採用されない利用するには厳しい審査に通る必要がある | 利用者が多く、ライバルとの差別化が必要不可欠 | 案件の報酬が高くない | コンテスト形式のため、落ちたときのリスクが大きい | 案件数が少ない | 薄利多売になりやすい |
ひとつずつ見ていきましょう。
1. Fiverr
「Fiverr」はイスラエルに本拠地を置く、世界最大規模の海外クラウドソーシングサービスです。
Fiverrは自分のサービスを”パッケージ”として販売して、声がかけられるのを待つシステムになります。日本で言うところの「ココナラ」に近いですね。
パッケージはサービス内容から価格帯まで自由に設定できるため、5ドルという低価格でも出品可能です。
海外クラウドソーシングの利用が初めてでも、挑戦しやすくなっています。
Fiverrのメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
- 手軽に利用できる
- 単価が明確である
- 利用者が多く、案件成約しやすい
その一方で、クライアントの質にばらつきがあり、ある一定の目利き力が必要になる点には注意しましょう。
でも、ご安心ください。
本記事の後半では「海外クラウドソーシングで危ないクライアントの見分け方」についても解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。
Fiverr(公式:https://www.fiverr.com/)
2. Upwork
「Upwork」は、カリフォルニアに本社を構える世界最大級の海外クラウドソーシングサービスです。
MicrosoftやAirbnbなどの大手企業も採用に活用しており、世界180カ国以上、1,800万人以上のフリーランスが登録しています。
参考>>31 Upwork Statistics In 2024 (Users, Growth & Trends)
幅広い職種の案件が探せるのが特徴で、IT系から翻訳、ライティング、マーケティングなど多種多様です。
ライティングなどは海外クライアントとの仕事が初めての方でも挑戦しやすいでしょう。
また、時間管理アプリを使った時給ベースの仕事も可能です。ただし、ユーザー数が多い分、競争が激しく手数料も高めなので、すでにある程度の英語力かスキルを身につけている方におすすめです。
Upwork(公式:https://www.upwork.com/)
3. Freelancer.com
「Freelancer.com」は、オーストラリアのシドニーに本社を置き、2013年11月にクラウドソーシング企業として初めて上場したという実績のある大手海外クラウドソーシングサービスです。
登録者数は6,000万人以上にものぼり、オーストラリアに限らずグローバルに案件が探せるのが魅力です。仕事の応募はコンテスト形式で、日本の「クラウドワークス」のような使い方ができます。
ただし、本サービスではトラブル事案が多く発生しており、英語力に不安のある方は避けたほうが良いでしょう。
サイト利用時にはクライアントをしっかり見定めたうえでご利用ください。
Freelancer.com(公式:https://www.freelancer.com/)
4. Clickworker
「Clickworker」はドイツ発のクラウドソーシングサービスで、簡単に終わる小さな仕事の受注をメインとしているのが特徴です。
ここまで紹介したサービスではプロジェクト形式で3ヶ月以上、クライアントと並走する必要があるタスクが多めでした。
しかし、Clickworkerは単発で終わる仕事が多いため、初心者でも気軽にトライできるでしょう。
実際、募集されている作業内容は非常にシンプルです。ただし、その一方で報酬が少なめであるため、薄利多売になってしまう点には注意しましょう。
隙間時間で効率的に副収入を稼ぎたいという主婦さんなどには非常におすすめです。
Clickworker(公式:https://www.clickworker.com/)
5. Toptal
「Toptal」は、実務経験が豊富にあるハイクラスフリーランスに特化したクラウドソーシングサイトです。
厳しい審査を通過したトップクラスのフリーランサーのみが登録でき、主にソフトウェア開発やデザイン業界での採用に活用されています。
Toptal上で応募する仕事は全てリモートで仕事が行えるため、日本にいながら外貨を稼ぎたい人におすすめです。
しかし、審査がある点や高いスキルが求められるため、本業として取り組みたい人向けとなっています。
Toptal(公式:https://www.toptal.com/)
6. People Per Hour
「People Per Hour」は、イギリスに本社を置く海外クラウドソーシングサービスです。
主にヨーロッパ圏のフリーランサーが多く利用していますが、裏を返せば、日本人であることを強みにできると言えます。
報酬形態は成果報酬型から時給ベースまで幅広く対応しており、案件も短期から長期まで多種多様に取り揃えています。
職種の多くはプログラミングやデザイン、翻訳などです。「ヨーロッパ言語×日本語」で戦えそうだという方は、チャレンジしてみてください。
People Per Hour(公式:https://www.peopleperhour.com/)
7. Witmart(中国名:猪八戒)
「Witmart」は登録者数1,200万人を超える中国最大規模のクラウドソーシングサイトです。
運営元は中国企業ですが、世界的に利用者がいます。公式HPは英語にも対応しているので、翻訳アプリなどを活用しながらご利用ください。
ロゴデザインやWebデザイン、翻訳・ライティングなどの案件が多数あり、自分の得意なジャンルで稼ぐことが可能です。
ただし、海外クラウドソーシングの中では単価が低めなのはデメリットだと言えるでしょう。
Witmart(公式:https://trademark.witmart.com/)
8. 99designs
「99designs」はデザインに特化した海外のクラウドソーシングサービスです。
こちらも名前の通り、Webデザインやバナー・ロゴ作成といったデザイン系の業務が多く発注されています。
主にコンテスト形式で依頼が行われるため、すでにデザイン系のポートフォリオを持っており、魅力的な提案文を英語で書ける人におすすめです。
99designs(公式:https://99designs.jp/)
9. Guru
「Guru」は、アメリカ・ピッツバーグに本社を置く、2001年に設立されたクラウドソーシングサービスです。
ウェブ、デザイン、ライティングなど幅広い分野の仕事を取り扱っており、特に長期プロジェクトの採用が多い印象です。
プログラマーやデザイナー向けの案件が多く、詳細にプロフィール情報を記入しておくことで、採用率を高められるでしょう。
しかし、安定した長期的な関係性を築ける一方で、新規参入者には厳しく、案件数が絞られている点には注意が必要です。
Guruには日本人の利用者がまだ少ないため、「日本人」という属性を活かせます。海外のフリーランスと差別化して、求人に応募してみてはいかがでしょうか。
Guru(公式:https://www.guru.com/)
10. CrowdFlower
「CrowdFlower」は画像の確認やデータの識別といった、マイクロタスクを中心に扱う海外クラウドソーシングです。
デザインやプログラミング系の仕事ではなく、単純作業がほとんどなので、英語力に自信がなくても問題ありません。
1件あたりの単価も高くはありませんが、海外クラウドソーシングを始めて利用するというチャレンジの意味で始めてみるのがおすすめです。
CrowdFlower(公式:https://visit.figure-eight.com/People-Powered-Data-Enrichment_T)
海外クラウドソーシングで副業する3つのメリット
次に、海外クラウドソーシングで副業するメリットとして、以下の3つを解説します。
- 日本国内にいながら外貨を稼げる
- 日本人であることが強みになる
- リスク分散できる
ひとつずつ見ていきましょう。
メリット①:日本国内にいながら外貨を稼げる
海外クラウドソーシングを利用することで、日本にいながら外貨を稼ぐことが可能になります。
現在は長期的な円安傾向のため、外貨の価値が日本円よりも高いのが実情です。そのため、必然的に同じ業務に対する給料も外貨で受け取る方がお得になります。
実際、近年はワーキングホリデーなどで海外に住みながら効率よく稼ぐという若者も多くいますよね。
しかし「海外に住みながら外貨を稼ぐこと」と「日本にいながら外貨を稼ぐこと」は意味が全く違います。
確かに海外の給料は高いですが、生活費も同様に高くなるのが一般的です。対して、日本にいながらサイトにアクセスして外貨を稼げば、生活費を抑えながら高額な報酬を手にすることができます。
円安の今こそ、海外クラウドソーシングを使って効率よく収入を伸ばせるのです。
メリット②:日本人であることが強みになる
「日本人」という特性が、海外クラウドソーシング上では強力な武器になるのも、メリットのひとつです。
日本語が話せること自体、海外では大きな価値になります。また、日本文化や市場に詳しい方は、その知見を活かして海外の企業に価値提供できるでしょう。
日本進出を考える企業にとって、こうした知識や経験は本当に求められています。
日本で普通に働いていると、日本人としての強みを活かせませんが、価値提供する相手を海外クライアントにするだけで、翻訳やマーケティングなどの仕事の幅が広がるのです。
メリット③:リスク分散できる
海外クラウドソーシングを副業にすることで、収入源を分散できます。
経済状況が不安定な今だからこそ、複数の収入源を持つことは非常に大切です。
特に2024年現在、日本円だけに依存することのリスクを肌で感じている方も多いことでしょう。
円安や国内経済の不安定さの影響を少しでも軽減させるには、海外からの収入源も確保することをおすすめします。
外貨を稼げば、国の経済状況の影響を分散できるからです。
さらに、仕事を通じて海外とのネットワークを構築すれば、将来的なキャリアの選択肢が広がる可能性も十分に秘めています。
「まだまだ私なんてスキルがないから…」と海外クラウドソーシングの利用を躊躇してしまう気持ちもわかりますが、登録自体は無料で行えます。
まずは市場調査の意味合いも込めて、アカウント登録をしてサービスの現場を覗いてみてはいかがでしょうか。
海外クラウドソーシングで副業する3つのデメリット
ここまで海外クラウドソーシングを使って副業をするメリットを紹介してきました。しかし、残念ながらデメリットもいくつかあります。
- 時差によって勤務時間のズレが生じる
- お金のやり取りで追加の手数料が生じる
- 税金面が少し複雑
それぞれ見ていきましょう。
デメリット①:時差によって勤務時間のズレが生じる
海外のクライアントと仕事をする場合、時差は大きな障壁となることがあります。
特にアメリカやヨーロッパとの間の時差は大きく、クライアントとのミーティングや急な対応が深夜や早朝に求められることもあるでしょう。
そのような仕事のスタイルを続けることで、生活リズムが乱れてしまうリスクがあります。
また、休日や祝日の違いによって、スケジュール調整が複雑になることも。
しかし、時差の有無は決して悪い点ばかりではありません。相手国が深夜のときに、仕事を進められるからです。
リアルタイムでの業務にはデメリットがある一方で、成果物を納品する形式の仕事では有利にもなることを覚えておきましょう。
デメリット②:お金のやり取りで追加の手数料が生じる
サイトによっては海外クライアントと契約していると報酬の受け取り時に手数料が発生することがあり、これが予想外のコストになる場合があります。
たとえば、Fiverrでは取引ごとに20%の手数料が引かれ、さらにPayPalの送金にも手数料がかかります。
また、銀行を利用した海外送金では、被仕向送金手数料や中継手数料が3,000円程度かかることもあるのです。
一つ一つの金額は少ないですが、これらが重なると大きな出費となってしまいます。
効率よく稼ぐためには、小さな出費を抑えることも非常に大切です。
海外送金の手数料を抑えられる「Wise」などのサービスを活用しつつ、経費の抑え方にも目を向けることをおすすめします。
デメリット③:税金面が少し複雑
海外クラウドソーシングで得た収入の税金処理は、国内の副業よりも複雑になる点にも注意が必要です。
ただし、専門的な知識が必要なわけではないので、大まかなルールを覚えておけばOKです。
日本在住で外貨を稼ぐ場合は海外での収入も日本で確定申告しなければいけませんが、基本は「全世界所得課税」として申告すれば問題ありません。
しかし、海外で既に税金が引かれていることもあるでしょう。その際は二重課税を避けるために、外国税額控除を適用する必要があります。
そのため、海外クライアントとの取引では、税金が引かれた際の明細をきちんと保管し、確定申告で提出できるように準備しておきましょう。
海外クラウドソーシングを安全に使うために気をつけるべきクライアントの特徴・注意点3選
海外クラウドソーシングを使えば、コスパよく外貨を稼げますが、海外の企業・クライアントと取引することに不安を覚える方も少なくないでしょう。
実際、海外クラウドソーシングサービス上には”危ないクライアント”に該当するような相手もいるため、その目利き力が求められます。
本章では、海外クラウドソーシングで危険な案件に当たらないための「危ないクライアントを避ける方法」について解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
- 評価の低いクライアントとは契約しない
- サイト外でのメッセージのやり取りを提案してくる
- 個人情報を聞いてくる
ひとつずつ見ていきましょう。
注意点①:評価の低いクライアントとは契約しない
評価が低いクライアントとの契約はあまりおすすめしません。
殆どのサービスでクライアント・受注者の両者を評価できるシステムが導入されており、過去にトラブルを起こしたり、支払いを滞らせたクライアントは低評価がつきます。
低評価が多いクライアントはもちろんNGですが、評価がない・少ないクライアントとの取引も初期段階ではあまりおすすめしません。
海外サイトということもあり、詐欺目的で利用しているユーザーも一定数いるのが事実です。危ないクライアントに捕まらないためにも、評価の数は必ずチェックしておきましょう。
注意点②:サイト外でのメッセージのやり取りを提案してくる
サイト外でのやり取りを提案してくるクライアントにも注意が必要です。
私自身、海外クラウドソーシングでメッセージをやり取りしていると「WhatsAppやSkypeなどの他SNSを通じて連絡を取りたい」と言われることが本当によくあります。
しかし、私は一度もそのような流れで連絡先を教えたことはありません。
実際、このような手口で詐欺にかかったという事案も少なくないため、連絡はプラットフォーム上だけですることをおすすめします。
何度も取引をして互いに信頼関係が構築できた場合は、外部連絡先を交換しても良いですが、始めのうちは絶対に避けましょう。
注意点③:個人情報を聞いてくる
クライアントのなかには、過度に個人情報を求めてくる人もいます。
このような場合もほとんどが詐欺系アカウントだと思ってもらって大丈夫です。
通常、クラウドソーシングのプロフィールには必要最低限の情報(名前や経歴、プロフィール写真など)が既に記載されています。
それにもかかわらず、住所や電話番号、身分証明書などの詳細な個人情報を求めてくるクライアントは、その情報を悪用しようとしている可能性が高いです。
海外クラウドソーシングを使う際には、常に疑いの目を持って取引することが大切です。怪しいと感じた場合は取引を中止し、プラットフォームのサポートに相談してください。
連絡先はもちろんのこと、個人情報を教えるのも厳禁です。
まとめ:海外のクラウドソーシングサービスで、英語力を活かして日本国内から外貨を稼ごう
今回は、海外クラウドソーシングサービスのおすすめを計10個紹介しました。
「英語力を活かした副業をしたい」と考える人は多いですが、海外クラウドソーシングを活用するというアイデアはまだ浸透していません。
そのため、今から始めれば日本語話者も少ないため、先行者利益も得られるでしょう。
当サイトでは「在宅で稼げる副業」や「節約方法」などの、いつもの生活をより豊かにするノウハウを発信しています。
あわせてチェックしていただけると幸いです。